バスの居場所について
さて、バスの居場所についてですが、バスは基本的に水中の障害物の近くにいます。これをストラクチャーというのですが、ストラクチャーといってもそれは岩だったりウィードだったりいろいろです。大きく分けると2種類で、ナチュラルストラクチャーという、自然にできたウィード、カケアガリ、岩、アシなどのストラクチャーと、マンメイドストラクチャーという、人工的にできたストラクチャーで、これは水門やクイ、オダ、漁港などがあります。
最近の季節別のバスの着き場となるのは、ナチュラルストラクチャーは冬から春が20%、夏から秋が80%で、マンメイドストラクチャーはその逆となっています。バスは硬い場所や地形の変化を好む習性があるようで、初めて来た釣り場なら、まずはストラクチャーを探すことが大切です。
上から見えなくても水中にカケアガリなどのストラクチャーがあるもので、ナチュラルストラクチャーが夏から秋にかけてバスがよくいるのは水通しがいいからで、つまり涼しいということで、シェード(日陰)があれば更に理想的です。
逆に、マンメイドストラクチャーが冬から春にかけて多いのは、反対に水通しが悪いからで、水温が温まりやすく、バスが越冬しやすいからとなります。必ずしもこうではありませんが、基本的なポイントなので覚えておいてください。